『石川県工芸振興の歴史を学びました』(2020/09/25)

J'ai visité le musée, les objet d'art d'Ishikawa.
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石川県立美術館にて「いしかわの工芸 歴史の厚み」展を見学。
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2020年9月12日~10月18日までの開催でしたが、この展示をしている期間に金沢に来たことにものすごい幸運を感じました。
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槍の又左といわれた武門一筋の前田利家が加賀藩を興してからその後、なぜ加賀藩は百万石もの大藩になり、小京都と言われるほどに文化や工芸技術が発展し、加賀独特の比類なき文化が花開いたのか。
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それを語ってくれる美術展でした。 しかもあらゆる工芸の名品がずらり。
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美術展のリーフレットの前段、こう書いてあります。
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「加賀藩三代藩主・前田利常は、外様大名として軍事力ではなく文化力で江戸幕府への対抗姿勢を表明しました。」
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よく考えたらいくら京都や越前の近くとはいえ、利家が加賀に来たとき既に加賀文化が花開いていたはずもなく、初代前田利家が加賀に来たころに連れてきた職人といえば、刀鍛冶、鎧職人、武具制作の専門家たち……その人たちに少しずつ京都、江戸から呼び寄せた名だたる職人さんや技術者さん、画家さんたちから技術を伝えてもらい、さらに加賀独自のものに発展させていったんですねぇ……。
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その流れを学びながらの名品の数々……感動する美術展でした。
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いやはや、素晴らしかった。
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帰ってからせんも前田家や加賀藩の歴史や文化を学ぶ良い機会になりました。
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写真3枚目は、国宝「色絵雉香炉」と重要文化財「色絵雌雉香炉」です。 写真撮影OKでした。
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両方とも野々村仁清作で、同時期に雄雌一対として作られたものと推察されます。


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