『社会福祉法人はもういらない』

とある知的障害者支援の社会福祉法人のスタッフさんと長年連携して仕事をしてきたが、彼が出世するごとに仕事をしなくなっていくのが気になっていた。 現場にいたころはそれなりに一生懸命仕事をしていたが、理事長に上り詰めたら仕事を辞めてしまった。

仕事を辞めてしまったといっても、理事長の職を辞したわけではなく、出勤してこなくなっただけ。 連絡が取れなくなっただけ。
お給料はちゃんともらってる。税金から。


法人のスタッフに連絡を取っても、「理事長はたまに出勤してくるだけなので現場のことは分かりません。こちらで対応いたします」とそれが当然のごとく答えてくる。

本人にメールを打っても読んでもいない……。

やっと本人と連絡が取れても、「私は週にちょっと顔を出すだけで現場のことは一切分かりません」と、それが当たり前だというように、悪びれもせず違和感も感じずに平気で答えてくるから始末におえない。


これが他の法人格の代表だとあり得るだろうか? 例えば株式会社の社長の場合、「うちの社長は出勤しませんし、仕事のことはまったく分かりません」と、社員がそれが当たり前だと言わんばかりに答えることがあり得るだろうか?


他の社会福祉法人の理事長幾人かを見ても、ろくに働いてないとか、現場のことはまったく分からないとかというのは正直ちょくちょく見る。

それでお給料はたっぷりの助成金から、つまり税金から支払われているので嘆かわしい。


近年、やっと民間会社も特養などを開設できるようになったが、実際は許可を出さない自治体が多い。 地方自治体の大きな天下り先である社会福祉法人と今までどおり波風立たせずにやっていくのが、官としては当たり前の結論になるのだろう。


しかし、あまりにも一般社会とズレていると感じさせる社会福祉法人が多い。 責任者も不在か曖昧だ。


障害者総生活保護の時代から、障害者も働く時代に移行してきている今、社会福祉法人という既得権益の固まりにも大きなメスを入れなければと強く思う。

そもそもこんな旧態制度、廃止してすべて株式会社にしてしまえばいいのにと思う。
そして助成金を受けるならば、情報公開に関してももっと大きく義務化すべきだろう。 例えば障害者就労移行ならば、就業達成率とか。


とにかく「理事長」というトップの座にあるならば、経営と運営に責任をもって欲しいね。 出勤してないし仕事してないからなんにも分かりませんが当たり前に通用するという異常な内向きの世界。


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