投稿者:齊藤宗弘 投稿日時:2015/10/23(金) 05:55
Un aveugle a fait une conférence sur eux. J'y ai assisté comme minseiiin/jidoiin.
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昨日は、民生委員・児童委員の月一の定例会議でした。
その前に勉強会として、視覚障害者の方からのお話を聞きました。
元企業経営者の方で、病気をされてから視覚を失ったそうです。 ですから、盲目の状態で生活したり外出したりする訓練で、非常に苦労されたそうです。
いろいろと学ぶことが多かったです。
●点字ブロックは、視覚障害者と協力して設置しているわけではなく、業者の判断で設置しているので、間違って設置していることもよくあり戸惑うことがある。 不便なことも多い。
●訓練を受けて、一人で白杖を持って外出する事が出来る、路上を歩ける人は、盲目の方の中でも少数で、全員が出来るわけではない。
●一人で歩かれても邪魔だと言われることもあるが、ヘルパーさんのサービスは月に利用できる時間が決まっているので、病院に行くときなど、最低限必要な時にお手伝いしていただいている。 日常で毎日というわけにはいかない。
●目が見えないので声かけは嬉しい。 しかし、背後や横から急に声をかけられるとビックリするので、正面の方から声をかけていただけると助かる。
●誘導していただいたり、道案内をしていただいたりするのは嬉しいが、急に背中を押されたり、腕や肩を掴まれると怖い。
●道を教えていただくときは、「あっちだよ」とか「こっちですよ」と言われても見えないので分からない。 時計に例えて「何時の方向ですよ」と言っていただけると理解できる。
ざっと書くとこんな所でしょうか。
ある程度 歳をとってから盲目になってしまった方は、目が見えない生活になかなか慣れず、外出もままならないので、家に閉じこもって鬱状態になってしまう方も多いそうです。
しかし反面、目が見えないので人になんでもやって貰うことに慣れて、ワガママになってしまう困った人も多いそうです。
なかなか難しいもんですが、こちらの理解も大切だと思いました。
それからこれは僕の経験談&目撃談なのですが、地下街とか路上で歩いていたり、立ち止まっていると、視覚障害者の方の白杖が身体に当たったとか、通行の邪魔をしてしまったということがあります。
そういう時はこちらが悪いわけではないですが、謝った上で声かけするようにしています。
スマホ歩きでぶつかってきたらこちらが怒りますが、目が見えない方の場合は、仕方がないという理解が大切だと思います。
「イテッ」とか「気をつけろよっ!」とか言ってる人を見かけたことがありますが、アタマ悪い上にウツワちっちゃい……("_"。
こういう人たちへの理解の促進が必要なんでしょうね。
学校の道徳の時間などでも、障害者の方たちとの共生に関する教育も必要だといつも思います。